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いわさきじゅん
金魚写真家。
昔むかし、東京下町にある
金魚屋の話です
小さい頃、水槽の中にいる色鮮やかな「魚」を見るのが大好きでした。
この魚を見ていると、なぜか優しい気持ちになれました。
少年は、青年になり、
「もっとこの店を繁盛させなきゃ!」
そう思っていました。
周りからは
「もっとチラシを撒け!」とか
「ブログをやればいい」とか
「SNSは最高だ!」とか
「なによりもMEOでしょ」と…
言われたので、全てやってみました。
確かに成果は出た。
でも、
「これ、いつまでやり続けるんだ?」
そう思っていました。
そんな時、友人から
「金魚の美しさを楽しんでもらえるようなイベントやろうよ。日本橋で!」
とのお誘いを受け、会議に参加。
「どうしたら、金魚を魅力的に見せられるか?」
「どうしたら、下町のお祭りのように演出できるか?」
「どうしたら、感動するか?」
これをみんなで真剣に考えました。
だから、私は
金魚の魅力的な部分を撮影して、
その中から一枚だけを選び、
一言添えて、大きな看板を作りました。
すると、
イベント開催初日だったのに、20名も来てくださいました。
1カ月後には10万人もの人が来てくださいました。
すると、テレビ番組からの取材が殺到です。
ちょっと紹介すると
「じゅん散歩」
「有吉くんの正直散歩」
「もしもツアーズ」
「王様のブランチ」
「ブラリ途中下車の旅」
など、1000以上の番組からの取材です。
1年後には、全国へ、2年後には海外へ出展しました。
今では、
合計1000万人以上の方々が来てくださっています。
これが日本橋アートアクアリウムです。
ここまでやるのに、3年かかりました
そしてやったのは、
たった一枚の写真を使って広告を出したという事です。
同じような事をして、
金魚屋もそれなりに繁盛しています。
つまり、
どこまでを自動化し、
どこまでを手を抜かずにお客さんの事をどこまで考えて、
どうやって、行動するかが大事です。
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